space wondering

このサイトは住宅の三次元設計の試みの記録です。
secondlifeというアメリカの3D SNSを舞台にして そのモデラーを活用し3D空間設計を試みています。
klaar space design(KSD)としての活動の、ひとつの区切りとして作りました。
セコンドライフは、クラウドに3D仮想空間を構築し、ネットでどこからでもビューワーによってアクセスできます。
3D仮想空間には、まず土地があり、購入販売が可能になっていて、その土地におけるデータ量はその広さに比例します。
土地は、事業主であるリンデンラボが、メインランドと称する大陸をつくっていて分割して利用できます。そして、SIMと称して256m×256mの広さのエリアを好きな形に作ることも可能です。
土地に建物をたて、アバタ(分身)を動かすことによって動き回り仮想の空間体験を可能にしています。
アバタがコミュニケーションをとれることからSNSの機能があります。
SIMの数は、2003年に始まってから2008年まで爆発的に伸び、その後停滞期を向かえ2011年頃から減少傾向にあります。
当初の構想は革新的であり、類似ゲームはすべて敗退しました。しかし、リンデンラボは革新性を伸ばすことができませんでした。
土地は使う広さに応じて利用管理料がとられますが、長く維持するには高価であり、また10年来、利用管理料はかわっていません。
素晴しいSIMが多く作られましたが、消滅したほうが多くなっています。
建築設計では、土地の形状や周りの環境のなかで、モデリングできることは、素晴しく楽しいことです。
SLにはCSG(contractive solid geometry)ライクなモデラーがあって、簡単に形がつくれます。
ただ、リンデンラボはこのモデラーを発展させることはなく、外部の3DCADからデータを持ってこれるようにすることで、お茶を濁しました。
これでは、通常のCADを使うのと変わりはなく、土地の上で物を作る喜びは小さくなっています。
これからの建築CADの姿をみせたともいえ、現実の建築設計にも、適用まであと一歩のとこでした。
このような土地の上で、建築を設計する手法を考えました。
まあ、三次元の建築スケッチってとこでしょうか。
簡単な仕組みです。1辺2.2mの立方体を上下左右につなげていくだけです。
スケールを3Dで捉えやすく、建物ボリュームを把握しやすいのです。
企画設計の部分に適応しているといってよく、したがって、このサイトの作品はシンプルです。
販売住宅やレンタルハウスや自邸へ適用しています。
このサイトにある三次元モデルの家は、secondlifeに入会しアバタをもらい専用ビューワをつかえば、インターネットで無料でいつでもみることができます。下記のSLURLによって、直接klaar space designへのショップにいくこともできます。





Second Life

SLのモデラー

